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今夜も暑そうです。

一応、こんな感じで。


 この前の手習いの時、気分が悪くなったのは、新しいマスクの溶剤に酔ったのでは……と思って、今朝から扇風機で風を送っています。

 今は12時過ぎ。ご覧のように光が射し込んでいて、あんまり気分はでませんネ。

 夜も暑いのでは……と思いますけど、一応頑張ります!
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わーい! わくわく! もう待ち切れません。

dekita.

うわー!


 やっと完成して、届きました。利香ちゃん、感激っ!

 途中で、髪型を変えてもらったりしたので、ここまで時間がかかったのでした。よし、やるっ(何を?)!

 ドイツから媚薬も届いたし(税関でお金取られたから、完全に「合法」なのであります)。

 GH2を手に入れて、ファームウェアをハックして、これでビデオは2台になりました。ハックして、映画並みの画質になったんだけど、64GBのカードに3時間しか……。ま、席に着いてから使うほかないかな。

 後、足りない物は……、ダイエットの時間(T_T)??? でも、もう待ちきれないー。

 ということで、うん……。

 でも、きっとし遂げられないかなあ。自分で治療できる範囲の傷で終わったり(いててて……)、巧くいって、病院送りだったりして(恥ずかしいんだもん)。

 でも、ホントにワクワクするんです! この気持ちをわかる人は、一体何人いるんだろ……?

 じゃね。

最近の記録ですー。

2012_1


 えーとですね(笑)? twitterとかでfollowして下さっていた方々はご存じかとは思いますが、先週末にちょっとした手習いを……。

 途中で写真を撮ったのですけど、それまでに散々、暴れていたので(謎)、下のシーツが乱れています。平にご容赦下さい。

 一眼レフのデジカメのコントロール・ソフトが死んでしまったので、途中で一息ついた時の写真しか残っていません。HDの動画は残っていますけど(8時間!)、顔バレはイヤー(う)!

 でも、切っ先、入らなかったんですよ……。する気、満々だったんですけどネ。

 それはそれとして、燃え尽きてしまいましたー!




「あっ……!」

こういうものが、欲すい……。



 「あっ……!」って、最初からビックリですよね(笑)?

 明け方、夢を見ました。

 せぷーくの夢なんて、久しぶり。いつもの装束で、お腹を出して、短刀で浅く(4センチ位?)お臍の下を引き回して。

 うわ。血飛沫が、なんだか派手です。

 それから、お臍に深く刺し込んで、仰け反りながら押し下げて。うん、また血飛沫がすごいなあー。

 ちょっと気息を整えてから、お臍の下の傷の端にもう一度、さっきより深く(9センチ位?)突っ込んで、思い切り引き回して。

 あんこが、ものすごく溢れちゃって。

 そのすぐ後に、逝ってしまって。

 「あっ……!」と小さく叫んで、目が覚めました。

 うーん、困りましたね(えへへ)。

 何だか、急に燃えさかる炎、なんです。

 だから、お昼休みに、なかなか高価な狩猟用のナイフを通販で注文したり。日本刀は、なんだか切れないみたいだし。

 困っちゃうな~。今からこんなに萌えちゃったら、どうなるかは自分でもわかりませんです……。

 でも、「あっ……! ホ、ホントに切っちゃったあ……」なんて可能性がないと、ぜんぜん楽しくありませんよねっ。

当然、失敗しませり。

makimaki


 「爆ぜちゃった」から、ま、いいかな~(笑)?

 最初は、新しいマスクを装着しておりましたが、大きすぎて、私の身体とはバランスが悪い(泣……)ので、途中からまたこのマスクにしました。でも、なかなか可愛いでしょ? 新しいマスク、今、発注中です。

 最後の方では、一番良い衣装を汚すのが嫌で、中古で手に入れた別の裃にしています。その時点で、腰が逃げていたんですね。

 最中のデータもありますけど、色々と補正が面倒で……。もう、娘ではありませぬから(悲哀……)。

 楽しいコスプレ遊戯でしたー!


夏の想ひ出……。

去年の夏の想ひ出……。

 さて、近頃、せぷーく用品を入れている大きなケースを、一年ぶりに開けてみました。そしたら……、昨年の夏の、お臍事件の痕跡が、いろいろと出てきました。

 写真の道具は、お臍をつんつんしたものです。うーん、一年たっても、なんだか生々しいですね(えへ~)。

 でも、奥まで入れてしまった道具は、見つかりませんでした……。どこかなあ。

 ビデオ・テープとか、いろいろと出てきましたけど、まちらん、お見せできません(笑)。

 さあ、明日も会社だ~。

『切腹とエクスタシー。』

 HDを整理していたら、昔々の「切腹日誌」が出てきました。ちょっとだけ読み返してみたら、うん、スッゴク萌えていたんだね(笑)。もっとも、そこまで思い込まないと、もう、萌えない身体なのですけれども(あはは……)。

 今日は、その一部だけをちょっとご紹介します。


○○○○○


一九○○年△月一三日

「切腹と絶頂について」

 割腹後の絶頂は、慎重に迎えなければいけないことでしょう。

 わたしは今年、割腹によって自決する覚悟を既に定めていますけれど、なにぶんそのような深腹を切るのは初めてのこと、身体と心がどのような状態となるのか、今は推測することしかできないのです。

 今、わたしがいちばん望ましく思い、また、徐々にその自信も得ていることは、零時を期しての臍下一文字の割腹です。

 深さは二寸、長さは五寸のその切腹傷は、大きく口を開いてしまって(恐らくは二寸以上)、脂肪層、筋肉層を露わにして、さらには小腸までも溢れさせ、真紅の血潮は膝前に池を作ることでしょう。

 そしてわたしは、その一生に一度の夢のような鏡の中の光景に陶酔して、また、おびただしく溢れ流れる血潮に酔い、うっとりとしながら切っ先を臍窩に運ぶと、躊躇うことなく五寸以上、刺し入れてしまっていることでしょう。

 恐らくわたしは、その瞬間、姫所に手を触れなくても激烈に果ててしまって、その激情が終わらぬうちに、臍窩から恥骨まで短刀を押し下げ、それから間髪を入れずに胸を突いて、見事な自決を遂げるでしょう。

 でも、ここに問題があるのです。

 例えば、一気に一文字腹をし遂げたとき、どうやら腹壁を切断していないように思われたとします。

 でも、それでも充分に満足できて、臍窩に切っ先をそっと触れさせて絶頂を迎えたとします。でも、実際には、小腸が溢れるほどの深腹を切ってしまっていて、再度自決に挑まなければならない羽目になったとしたら、エクスタシーによって溜めていたエロスの大半を吐き出してしまったわたしには、再び日本刀をわが身に加える力が残っているのでしょうか?

 死に損ねて、救急車を呼び、医者や看護婦の好奇心の的になって新聞に出るようなことは、絶対に避けたいのです。

 ですから、一文字腹を切った時点で、腹壁が切断されているか否かを充分に確かめて、その後の行為に臨む必要があるはずです。あるいは、小腸があふれ出すまで、傷口を再度なぞって……、そして自決。

 割腹に終わるか、あるいは、割腹自決とするのかの決断は、慎重に行わなければならないでしょう。

 今のわたしには、お腹に深く突っ込み、真一文字に引き回す自信があります。さらに、そのあとで、臍窩を貫き通す自信もあります。その時はきっと、目眩めく絶頂に酔いしれていることでしょう。

 でも、そんな絶頂を得てしまったあとで、見事に胸を突いて自決できるのかどうか、まだ自信がないのも確かなのです。

いずれにせよ、準備はほとんど整いました。心も、身体も、舞台装置も、あとは十七日午前零時を待つのみです。
 
快感を追い求めるあまり、目的を忘れてはいけません。今回の目的は、割腹ではなく、割腹による自決なのですから。

 いいわね、利香?


一九○○年△月一四日

 切腹まで、あと三日となりました。

 昨日までに、心と身体の準備は全て整いました。

 後は、明日休暇をとって、切腹場を設営し、そして明後日の夜中、潔く決行することだけとなりました。

 今日は朝から昂ぶりすぎて、出勤前に、全裸で切腹を手習うほどでした。

 梵鐘を合図としてつかまつる、利香の本当の切腹。

 この世でただ一人、己の欲望に命をかけ、エロスにより死を超越して果てて逝く、潔いわたし……。

 その有り様を映像に遺し、それを世間に対して見せつける、利香の切腹。

 確認しておかねばならないことは、一七日の切腹は、○○様(当時憧れていた、同性の同僚)に捧げるものではないということです。

 切腹は、わたし自身のために行うのです。

 利香は、切腹に殉じるのです。

 切腹という行為に殉じて、果てるのです。

 いずれにしても、もう、この日記を終えざるを得ません。明日、15日は、自宅で腹切り場の設営、そして明後日には、切腹に入っているからです。

 切腹へ向けた色々な夢、願望、衝動を徒に書き散らしてまいりましたが、最期に、利香の辞世をしたためて、この「切腹日記」の終わりといたします。


辞世の句

いずれ切る腹なら若いうちが花
      自愛に震える腹一文字


○○○○○


 あっははははっ! 何か、本気っぽいでしょう? でも結局は、お腹に切っ先を埋めた瞬間にすごい逝き方をして、それで終わっちゃったんですけどね(恥……)。

 若い頃は、良かったなあ……(遠い目)。

『染み。』

c


 先週片付けものをしていたら、90年代半ばに引越をしてから荷物の底に埋まってしまってた小さな箱が出てきた。10台の頃の写真、あの頃の手書きの「小説」。うわあ、なんだか恥ずかしいな。

 小説は、思いっきし下手(笑)。自分の文体なんて、なかった時代だし。本もあんまり、読んでなかったし。知らないこと(男女間のこと)なんかと、下手に絡ませない方がよかったんじゃないかな、って、今では思います。でも、あの頃の色々な憧れが、ストレートに表現されていて、うん、以下略なのです(あはは……)。

 それに、以前にも書いたけど、中学校の時のポラロイドまで出てきた。わー……。まだ少女だった頃の写真。お化粧も下手だったんだ(rikachang、何だかタヌキみたいだよ)。でも……、やっぱり懐かしいし、今から思うと、やっぱりうらやましいのかな。若さって、色々な意味でかけがえのないものなんですね。

 ポラロイドの上から、油性のペンで、口紅を濃くしたり、目をくっきりさせようとした跡が残ってる。顔の輪郭も、髪型も、雑に手直しされていて。今だったら、コンピュータで簡単に(比較的、の意味。やっぱり難しいけど)直せるのにな。今みたいに衣装も持ってなかったから仕方ないんだけど、何この恰好(クスクス……)。rikachang、なんだかちょっとおかしい人みたいだよ(爆)。でも……。

 伸び上がった姿勢で、小さな乳房の下にくっきりと浮き出た肋骨の陰。思春期の女の子に特有の、ちょっと(だけ、だけです)ぽっこりしたお腹のライン(あはは……)。堅く締まった腰回り。激情の赴くままに演じた、思い切った姿勢。うん、あの頃に帰れたらな。ホントに、帰りたいな……。

 スキャナで取り込んでみた。小さな写真だから、3600dpiでスキャンしてみた。一枚10分もかかった。この忙しいときに……と思ったけど、ワクワクしながらモニタの前で待っていた。スキャンが終わったものを、「ピクセル等倍」で開いた。

 「あの時」に額や胸に感じた玉の汗、うなじに張り付いた後れ毛、激しい呼気に乾いた唇、そして、絶対にし遂げてみせるという決意が、恐れが、そこには再現されていると思うと、何だか久しぶりに萌えていて(あはは……)。一瞬、あの頃のわたしが、今のわたしの中に確かに息づいているような感じを覚えていて。うん、まだ大丈夫。わたしは、あの頃のわたしと、少しも変わっていないはず。

 でも、そこには……

 長い間に劣化した、フィルム表面のひび割れや染みが、汚らしく目立っていただけ。いくら拡大しても、黴のような薄汚い点々が、拡大されていっただけ。何なの、これ……。これが、あの頃のわたしなの? あの頃のわたしの、思い出を裏付けてくれるものは、これしかないの……?

 ……でも、いいんだ。

 もういいんよ、きっと。昔のことなんて。

 記憶は、心の内側で美化されて、でも、ゆっくりと埃をかぶって、ぼやけて行くだけ。透き通っていたはずの汗も、汚い染みになってしまってる。鮮やかな紅で描かれていたはずの思い出も、今ではもう、気持ち悪い布きれでしかなくて……。

 昔の思い出なんて、出てこなければ良かったのに……。

 やっぱり。

 やっぱり大切なのは、昔何をしたかではなくて、わたしが今日、いま、何をするか……。何を夢見て、何を形にするのか……。わたしの中の冷え切った炎を、もう一度だけ、掻き立てることができるかどうか……。うん。

 過去に生きるということがどんなことか、わたしは今、はっきりと思い知った気がする。この数年のわたしが、どんなに後ろ向きに生きてきたのかを、はっきりと思い知らされてしまった。今を生きるという姿勢が、どれほど大切なものであるかを、わたしは今、知ることができたように思ったりもします。ちょっとだけ、辛いことだったけど(笑)。

 まだやれる。まだ、わたしはやり直せる。やり直してみせる。

 ぷーぷーに限らず、そんなふうに思える瞬間は、やっぱり貴重なように思う今日この頃です(あははー……)。

『お出かけお出かけうれしいなっ!』

 仕事柄、萌えている日に仕事でお出かけ、なんて日があります。この春もそんな日が多かったのは秘密です(笑)。最近は東京駅の近辺に出没していたのですけれど、やはり、お昼休み(と称した2時間くらいのずる休み)には、東京国立博物館(東博)に吸い寄せられてしまいます。ずるずる。

 刀剣の研磨には、普通(?)と上研磨、最上研磨とあるようですけれど、東博にあるのはもちろん最上研磨の刀剣だけ。鏡のように磨き上げられた日本刀には、「誰それの帯刀」なんていう但し書きが着いていることが時たまありますけれど、その人の伝記や小説を読んだりすると、「砂に突き刺して寝刃を立てた」なんて書いてあることも。当時はあんまり、ピカピカではなかったのでしょうね。

 なんて感じで、展示台を覗き込んでムラムラドキドキしている利香ちゃんですけれども(笑)、石**立*術*でおこった、青年が展示ケースを割って侵入して国宝級の刀剣でぷーぷーその他を行った事件を思い起こすと、ちょっと背筋が寒くなったりも。いえ、熱くなったりもしたり(恥)。

 でも……、やっぱり刀は実用品がいいな。あんまり磨き上げられていたら、使う間際に、きっと気後れしてしまうことでしょう!

 今日も足取り軽く、上野公園の階段を駆け下りる利香ちゃんでした。まる。

『BGMその②。』

 昨日、BGMのことを書きましたけれども、自分がぷーぷーする様子を、映画とかDVDに編集したときのBGM……ということで御納得下さいね(笑)。手習いの時も、ホントにするときも、BGMはきっと使わないんですよね(あははは……)。

 音楽に映像を合わせる編集は、ディスニーのアニメィションなどでお馴染みです。先日手に入れたDVD版の「憂国」もそれを狙っていたようですが、あんまり成功していなかったみたい。その他の点でも、何度見てもあんまり出来の良い作品とは思えませんでした(すみませんごめんなさいいぢめないでください。政治的な発言ではありません!)。

 わたしの場合は、いくつかクライマックス的な瞬間があるから、音楽もそういう感じのがいいなー。最初の頃に、伸び上がってお腹とお臍を大きく出すとき。大抵は、そこで一度逝ってしまいますし(恥)。お腹を撫でてるとき時も、何度か軽く(って何が?)。でも、不思議なことに、お腹に突っ込むときって、果てたりはしないんですよね(なぜかな~?)。

 そして、最後に(って何の?)お臍に切っ先を入れるとき、この時が一番すごいかな(って、何がすごいの???)。ホントにし遂げていて、あんこが出ていたりしたら知りません。でも、手習いの時はこの時間帯が一番ドラマティックで、時間も長いんです(あははのは……)。それで、とうとう前に伏した後、穏やかな終章が続くと……。うーん、あんまり具体的なBGMは思い浮かびません。ブルックナーも良いけど、ちょっと冗漫ですよね。わたしの手習いもそうだけど(うう……)。

 明日と明後日はお休みです。ヒップアップしたいから、ちょっと自転車で遠出でもしましょう(無駄無駄、との声有り)。

『疑惑の媚薬(爆)。』

 銀鉛写真に代わって、ビデオを使うようになった。動画だから、時々、ベストショット(?)が紛れ込んでいたりするし(笑)、解像度が低いので、写真よりも良かった。音も録れるし。
 
 その頃、日本で合法ドラッグが話題になる前だったけれど、海外から試薬を輸入して使ってみたい、と思うようになった。自分の望むことを幻覚として体験できるし、時には実際に行為してしまうこともある、という---例えば、鳥になるとか(笑)。と言うことは、もしかしたらホントに切ってしまうかも、と考えるとワクワクして我慢できなくなった。半年くらい、海外のサイトを調べて、今はもうないドイツの会社から輸入した(関税も払いましたから、違法なものではありません!)。

 他のところでも書いたけど、ほとんど何も覚えていないくらいに効いてしまった(笑)。次の週末に見直そうとしたら、テープが8本もあった。朝まで遊んでいたんですねー(恥)。

 据え録りだから、同じアングルの絵が延々と続いてるだけ。やはり冗漫だから、早回しにしてみた。4倍速のわたしは、鏡に向かって何かを絶えず話しかけては微笑んだり、身体をくねらせたりしている。大丈夫ですか、わたし? でも、なかなか色っぽかったりする……って、なんか変じゃない? 

 刀を取り上げて、掌で身体の前面を撫でさすっている時には、戦慄くまでに昂ってしまっているのがはっきりわかった。がんばれ、わたし! 勇気を出して! ……でも、結局は、形だけのぷーぷーで、普段通りに終わってしまった(謎)。

 ビデオを見直しているうちに、あの夜の記憶が徐々に甦ってきた。

 あの時は、異常なほど貪欲に「愛」を求める自分がいた。そして無性に、そんな自分でも「可愛いよ」って誉められたかった。ビデオの中のわたしが、鏡の中の自分に愛を甘く囁いている。わたしは、「キレイよ」と言われて輝くような表情を見せたり、貪欲さをからかわれて拗ねたりしている。心はお腹から逸れて、別の方に向かってしまっているようだった。お腹に集中したくて怪しげな試薬まで飲んだのに、わたしはただ、何時間も何時間も執拗に「自分の」愛を求めてるだけ。お腹そっちのけでその感覚に溺れているわたしの姿は、なんだかひどく浅ましく見えた。

 テープの最後で、やっと飽いたわたしが、右のお腹にうっすらと赤い色を滲ませて、腑抜けたような表情でレンズを見返している。化粧が崩れ、髪を乱してうなだれたわたしは、そんな愛の時間が偽りの夢だった、という空しさに打ちのめされているかのようだ。お部屋に漂っていた線香と汗に溶けたお化粧が混ざった嫌な匂いが、鼻孔に一瞬、甦る。そして、あの時のわたしは、お腹を口実にして自分に淫していただけということに気づいて、でも、それがわたしの本当に望んでいたこと、という事実を否定することもできなくて、ひどく惨めな気分になってしまった……。

 わたしはリモコンに手を伸ばすと「停止」のボタンを押して、そんな自分を画面と記憶から消した。残った試薬は、トイレに流してしまった(高かったのに……)。

『替え刃。』

 大学生の頃、隣町に東急ハンズがあった。ある時皮革細工用品のコーナーで、フェザー社の替え刃式メスを見つけた。メスはそれまで、高校の理科室でカエルを開いた時に触ったことがあったけど、研ぎが悪くて切れなくて、全然ゾクゾクしなかった。一番鋭い11番を一箱と、ステンレスの柄を買った。

 ワクワクしながら、電車でアパートのある駅に戻り、八月下旬の暑さの中を15分くらいかけて歩いて帰った。まだ一年生で、お金もなかったから、柱に釣った30センチくらいの鏡しか持っていない。その前で汗ばんだシャツを脱いだ。夏の夕日を浴びて、胸の谷間に汗が浮いていた。見返すわたしの陽に焼けたおでこにも、玉の汗が光っていた。そんな自分に、欲情してしてしまった。

 替え刃を一枚出して、柄にパチッとはめ込んだ。左利きだから、右手で右の乳房を持ち上げるようにして、その下の張り切った皮膚、肋骨の間の溝に水平に押し当てた。そっと押したら、プツッと5ミリくらい、切っ先が滑り込んだ。全然痛くなかった。そっと抜いたら、黒く見える血が盛り上がって、脇腹を一気につたって降りていった。膝ががくがくと震えるくらい感激して、その場に思わず座り込んでしまった。

 その夜、その小さな鏡にお腹が映るように苦心して場所を決めて、手習いをした。きれいに消毒したお臍にメスを探り入れて、少しずつ、少しずつ、ゆっくりと刺し込んで行くと、鏡の中のわたしのお腹が虫ピンを刺された青虫のようにうねって見えた。閉め切った部屋で、クーラーなんてなかったから、水を浴びたように汗が流れて、束ねた髪が背中に張り付いていた。

 一時間くらいかかって短い刃を半分くらい入れた時、お臍から身体中に電流のような波が走った。歯を食いしばって仰け反りながら、残りをグッと突き入れてしまっていた。

 興奮が収まってからメスを抜こうとしたけれど、切り込んだ刃は、お臍に吸い付いたみたいな感じで抵抗する。エイッと引き抜くと、音もなく赤い血が泉のように流れ出して、太腿の間のタオルを大きく染めていった。それがとっても美しくって、誇らしくって、わたしは汗に濡れた上体を起こすと、もう一度姿勢を正して、感動に胸を奮わせながら、いつまでも鏡の中の自分と向かい合っていた。

『写真の記憶。』

写真に撮りたいな、って思ったのは、中学校の頃だったでしょうか。でも、その時はまだ自分で現像できないし、当時はポラロイドも高くて手が届かなかったし。学校の傍のカメラ屋がレンタルもしていたけど、運転免許証か保険証がなければダメ、と言われた。子供はそんなの持ってないよ。でも、なんかもう我慢できない(笑)。少しして、仲が良かった画材屋のお姉さんに「ポラを使った作品を作ってみたいんだけど……」と話していると、出入りしている高校の美術教室にあるから借りたげる、と言ってくれた。やたっ! 両親が不在の日に借りる手筈を整えた。高かったけど、用紙も20枚買った。

 今は知らないけど、当時の安物のポラロイドは、セルフ・タイマーもないし、レリーズを差し込む穴もない。居間のソファー用の重たいテーブルにきつく縛って、シャッターボタンに紐をテープで貼って、強く引くと何とかなった。フラッシュ一発しか光源がなかったので、全身が入って光が届く位置を決めるのに何枚か無駄にしてしまった。片手で紐を引かなければならないので、最初の数枚は変な格好になった。途中で足に結わえることを思いついて、ちょっとだけましになった。

 初めてだったからすごく萌えた(笑)。20枚撮りきった後は、それを見ながら夜中まで手習いした。居間の絨毯の上だったから、しみこんだ血の跡を拭くのが翌朝とても大変だった。カメラはお昼に街まで出てお姉さんに返したけど、「良いの、撮れた?」と聞かれた時、何と答えて良いのか一瞬わからなくて赤くなってしまった。

 大学では写真部に入った。日曜日は暗室に籠もってばかりいた。失敗した紙焼きが残っていたらばれちゃう……と想って、夜中に大学に戻ってチェックした晩もあったりした。けど、どうしても止められなかった。「一番熱心だけど、誰も作品を見たことのない謎の部員」と呼ばれていた(笑)。

 でも写真は、対象のすべてを残酷に映し出してしまう。照明助手、メークさんといった人たちの助けを借りて、モデルさんの美しい一瞬を切り取るのがプロの商業写真家なのだけれど、そういう人でも、独力だったらセルフ・ポートレイトはうまく撮れないだろう。自分で撮ったわたしの写真は、だから、寒々とした何かの現場写真(あはは……)のようで、理想のわたしにはほど遠かった。その後ビデオを手に入れると、もう、写真はあまり撮影しなくなってしまった。

『nipple shield.』

 手習いの時、胸が邪魔に思えた。胸を張っていると確かに勇ましくて健気。でも、何かの拍子に顔を出す優しい感じが目障りだった。サラシで巻いてみた。昔の映画の女博徒みたいだ。それに、下が下帯で上がそれだと、ホントにお腹だけで逝くしかなくなってしまう。前から知っていた海外のサイトに注文した。nipple shield。なんだか、胸に鎧を着ているみたいでかっこいい。でも、太いピアスをしたら痛いかな……痛いかもね。でも、逸る身体は止められない(笑)。

 14ゲージだから、最終的には1.6mmにしなければならないけど、最初からそんなに太いのは嫌(無理)。それで、18ゲージ(ちょうど1mm)のバーベル・スタッドも2本一緒に注文した。ピアシング・ニードルも頼んだけど、届いてみたら切れ味が良くない。渋谷にあるその手のお店で見ても、同じだった。会社の近くの医療品卸の会社に行った。18ゲージの注射針があった。「何に使いますか?」と訊かれた。注射針は、違法なクスリと密接な関連があるから管理が厳しいみたい(笑)。それで、運転免許まで出して、「お料理の時に鳥の皮と肉の間にスパイスを入れたい」なんて言ったら、「18ゲージは普通は人に使わないから」と、笑って売ってくれた。シリンジに填めるところのプラスティックをニッパーで切って外して、接着剤はかみそりで全部とって磨いた。さあ、するぞ(笑)。

 ……いたたた。死んじゃうよ。痛みで堅く痼ってしまうので、なおさら刺さりにくくなる。貫通するまで30分、両方終わってピアスを入れるまでに1時間半もかかった。ぐったり。その日は手習いどころではなかった。出血はないけど、ブラジャすると擦れて痛い。傷テープを貼って会社に行った。

 次の週末、盾を装備して手習いしてみた。洗面台の前で着けた時は、かっこいい! って思った。ワクワクしながら着替えて、いそいそと鏡の前に。ん……? かっこいいの? 下帯に長襦袢という軽装の日だったけど、何となく外連味たっぷり、って感じで、和服には全然似合わない。でも、洋風のコスプレ衣装なんて、持ってないよ……? 仕方ないので、膝までの黒いブーツを靴箱から出して履いたら、ちょっとだけ萌えた。

 結局、胸にピアスしてるとお腹に集中できないことも分かった。手習いの時は、外しておくことにした。でも、他のところには着けてます。
 

『木綿を一反。』

 住んでいた町の呉服屋で、木綿を一反買った。厚いのと薄いのがあって、汗を吸うように、と厚手を選んだ。

 六尺だったら180センチ。試しに切って締めてみたら、何だかあまり余裕がない。わたしのお尻、大きいんですか……。ネットで調べたら、2メートルは必要とあった。なんだ。

 何度か練習した。男物の帯くらいに細く畳んで締めようとしたけど、途中で折り目が広がったり、崩れた挙げ句に丸まってだらしない。ならばと、逆に、ロープのように捻ってみた。鏡を見たら、御神輿を担ぐ人みたいで興ざめだった。糊を利かせて、細く折ってから何カ所か糸で留め、アイロンかけたらきれいにできた。ちょっと厚くなったから、次は薄手の方が良いかな。

 あの時、やっぱり裸は恥ずかしい。自分でも、キレイだなんて思えない---よく言っても「猥雑」だ。衣装が汚れるのも、やはり嫌。でも、パンツはなんか風情がない。ないったらない。ビキニの下でも同じこと。だったら、女も黙って下帯だ(笑)! 

 きつく締め込んだあそこのライン、何だか妙にかっこいい。厚い木綿は、きちんとガードもしてくれている。だから、お腹で逝くしかないわけだけど、それもかえって潔い……なんて、ちょっぴりクワクしてみたり(馬鹿)。

 腰骨のところに引っかけて、前は一番下まで絞り込むのには、ちゃんと理由があったりもする。伸び上がるようにしながら、衣類を押し下げてお腹を出すと、とっても勇ましくてドキドキしますよね。でも、ウェストのところに締めている下帯まで大きく押し下げると、前のところがだらしなく緩んでしまう。お腹の席で、後ろを解いて締め直すなんて、あんまりかっこ、よくないよ。だから、お腹は大きく出しておく。

 鏡の前で胡座をかいた。あ、なんかスッゴク勇ましい(笑)。思いついて、余った布で長い鉢巻を作ってみた。うん、なんか「めらめらっ」と萌えてきた(笑)。白足袋を履いたら、もう完璧だった(笑)。ちょっとお尻が痛いけど……。

 その日、他の衣装は使わなかった。

 本当にする時も、最期はこんな感じがいいな。粗相も隠してくれるでしょ。

『築地の場外市場で。』

 ある日、想い余って築地に出かけてお刺身包丁を買った。

 「お姉さん、家で料理、良くすんの。偉いねェ~!」なんて、愛想と威勢の良いおじさんのお店で、ちょっと短めの左利き用を選んで、店頭で研いでもらった。新聞紙で包んでくれた。もう冬だったから、隣のお店でついでに中位の大きさの土鍋を買った。

 手習いの支度はもう済んでいたから、家に帰ってすぐ、包丁を三宝の上に載せてみた。ちょっと、ゾクゾクした。

 「本当に切れるのだろうか」と、帰りにスーパーで買った鳥の腿肉を切ってみた。怖いくらい、スッパリと切れた。良く洗って、拭っておいた。

 お風呂に入って、夕方から手習いをした。異様なまでに集中できた---鏡の中の自分のお腹が、さっきの鶏肉のようにパックリと割けて行く幻影に酔いながら、とうとう、太腿を大きく開き、お尻の下に踵を立てた。

 武者震いがすごかった。

 懐紙で中巻した包丁を利き腕に取り上げた。臍下を撫でながら、背筋を反らせ、包丁を前に廻した。そして、切っ先を、思い定めたところにそっと押し付けた。

 今日の手習いは、もしかしたら、ものすごいことになってしまう……と思ったけれど、引き返すつもりなんてなかった。

 お腹に力を込めて、更に押し出した。大きく吸った息を止め、包丁を握りしめた左のこぶしを、お腹にグイッと引きつけようとした。

 でも、腰が逃げた。腕はわなわなと震えるだけで、わたしの言うことを聞いてくれなかった。何度繰り返しても、同じだった。

 ……その時、ハッと気づいた。わたしは、昂揚して武者震いしているのではなく、怖くて震えていたのだ、ということに。

 柳刃は、短刀よりも刺さりやすいし、もっと切れるはず。きっと鮮やかに、わたしのお腹を割いてくれるだろう。でもそれは、やはりただの台所道具でしかない。それは、追いつめられて自殺する人にこそ似合うものだろう。でも、わたしは、見事に切腹し遂げたいと願っているけれど、死にたいなんて全然思っていない。その結果はどうであれ、切腹は惨めな自殺なんかじゃない。

 神聖な儀式に、そんなものを持ち込んだことを、わたしはすごく後悔した。

 その夜は、買ってきたお鍋で鳥鍋を作って美味しく食べた。包丁は、まな板の上で大活躍してくれた。2万円もしたんだもの。やっぱり包丁には、台所の方が似合うよね。
プロフィール

rikachang

Author:rikachang
 TVやお芝居で、せぷーくする場面を見るとジーンとしませんか(あはは……?)。ここでは、そんなちょっとおかしな切腹萌えさんの空想や、お絵描きなんかを羅列しているだけなんですよーだ。

 内容はいくつか大きなジャンルがありますから、カテゴリーでお好きな物を選んでご覧下さい。ぷ。

 あ、ちなみにもう、腐女子なんかじゃないもん。貴腐人と呼ばれてもグウの音もでないお年頃。貴腐ワインみたいに甘いかというと、そんなでもないんですけど(笑)。

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